久々に電子工作

ここまではなんの事ぁねぇいつものMSXな外付けFDDドライブをスリムドライブに換装するやつ。

READY信号もスリムドライブ本人が出すから変換基板さえ作れば動く、しかし面倒臭いから基板作らずに2年ほど経ってしまった。

基板作ってからの各配線のはんだ付けも結構面倒臭い、ケース内に収まるなら三連ソケット化でも良かったのか?収まりそうでやる気になれたらまた後で改良したらいいか…

ドライブの固定も面倒臭い、アルミ板曲げて穴空けてブラケット自作するの想像しただけで疲れた、アクリサンデーも曲げが大変そうやから別のなんかで固定するわ、バンジーガムとか

いつものMSXFANで動作確認完了。

とりあえず何年か前に買ったスリムFDDドライブがちゃんと動く事もようやく確認できたし、妄想やった計画を進められそう、でもすげぇ面倒臭い、やり始めたら集中して面倒臭いとか考えなくなるのにやり始めまで本当に面倒臭い、やめようかなとすら思うのはなぜ?あと出来上がって動いたら途端に興味薄れるの何?欲しいけど売ってない誰も作ってないだから欲しい、だから造るけど楽しいのはなかなか出来なくてあーでもないこーでもないしてる時だけなんよな、完成したら要らなくなるのよ。

まぁいいや、次の計画が上手くいけば面白そう、上手くいかなくても楽しめそう。

FS-A1 高速モード搭載

FS-A1FXやA1WW、WSXでは搭載されてる5.37MHz高速モード、命令文叩いて高速化とかカッコいい、にが様は3倍速の10.74mhzとWAIT対策まで昇華してる。

バッ活No.31のP88に、Z80とクリスタル換装でFS-A1を6MHzにオーバークロックする力技が載ってる、今回のはちょっと違うけど出来た、海外ではクリスタル載った追加PCBで7MHzブーストもある。

多分今回のはクリスタルを追加しない新たな手法になる、繰り返す、クリスタルは追加していない!ヤバ谷園!

けど安定動作するか見定めてからタネ明かししようかな、本音やと10.74MHz出したかったがいかんせん止まってしまうし…WAIT対策回路も追加せなならんし…ブースト部分の回路定数とか自信ないし…ここんとこテンション上がらへんし…公開しないかもしれん。

とりま動作確認、YouTubeに動画上げた方が分かり易いやろけどウチ散らかってて汚いのよw画面に映り込む反射でうすうす分かるでしょ?

PAUSEしてスイッチ切り替えると白黒画面になる、コレはバッ活改造法でも記載の症状。

PAUSE解除して試しにSPACEトトトンと入力、動く。

アルファベットもちゃんと入力できる。

PAUSE→切り替え→PAUSE解除で青いいつもの画面に戻りここでもちゃんと動く。

BSで全削除できたった。

試しのDIGDAG、PSG音声が高い音で再生される、コレはPanasonic系MSX2+の純正高速モードでも一緒らしい、まぁ当たり前体操。

白黒画面はVDPが影響受けてるんやろなって事はWAIT対策したら正常になるんかな?RGB→HDMIはカラーで出るけど試しにRAMBOしてみたらコンポジットもRGBも残像出てたわね。

VDPとOPLLはWAIT対策効くからいいとして問題はディスクアクセスやな、物理的なスイッチで切り替えてるからturboRルーチンは使えない(そもそも高くて買えない)し41h監視って効くのかな?引き続き試行錯誤するしかない。

FS-A1 単一電源化

これが核融合炉だ(嘘)

DC-DCコンバータ、300円くらい中華。

にが様の百均シガソケUSBは最近版使えないようなので素直に買う事にした、手間要らずやし。

コンデンサとダイオード、トランジスタ形状のICを合計6個外す。

コレがこうよ、どうやって固定しよう?

ちゃんと絶縁体入れたら適当にグルーかなんかで固定するかな、んであとは謎3ピンジャックを汎用DCジャックに換えて固定やな。

専用電源アダプタからセンタープラスの汎用9vACアダプタでいける様になった、容量は2Aは要るかな?

これアダプタの9vから内部変換で5vになってるのを今回のDC-DCで±12vのデュアル出力にブーストしてるのよね、5vと±12vが必要なんて面倒な機体やね。

落として上げるならACアダプタで5vを最初から入れたらいいじゃないと思うよね、でも5vやと4Aは容量欲しいかな?余裕あった方がいいよね、5v4Aやとなかなかアダプタが無いorちょい高い。

ACアダプタが汎用でOKになるとオリジナル電源のレア度に振り回されなくて済むしスイッチング電源は小さく軽くて省電力!

でもスイッチング電源はアナログ噛んでるFM音源とかにノイズ乗るかも?検証は要るね。

こちら撤去された部品達、お疲れちゃん。

電子工作の便利グッズ

断トツにコレは便利。

一見すると普通の先曲がりラジオペンチ、実際そのとおりの普通の先曲がりラジオペンチ、多分お値段も500円してない程度の価格で覚えてない、そのくらい安い。

先曲がりが重要で真っ直ぐなラジオペンチだと便利に使えない、画像の様にグリップに輪ゴムを巻くと凄く良い。

例えばハンダ付け時のターゲットホルダー、画像はICをくわえさせて折れた足にスズメッキ線をハンダ付け。ハンダ付けでは他にマイクケーブル作りのキャノンコネクタの端子部分をくわえさせたりもしてる。

あとはICソケットからICを引っこ抜きたい時に先曲がりの形を利用してテコの原理でゆっくりと強い力をかけて抜く。

手指だけで無理矢理抜こうとするとピン足曲がったりする、意外と固くはまっているので結構力が要る、IC抜きのクリップみたいなんもあるみたいやけどそれにしか使えない物って買いたくなくない?

続いてはこちら、普通のハンダごてスタンドだ、こちらは安いコテ用でセラミックヒータータイプ用ではないけどコテ先がちょっと出てくれるから便利。

こんな感じでコテとターゲットとハンダを保持しつつハンダ付けしたいときにコテを固定して付けたりできる。

コレは例えなのでケーブルをラジオペンチとかで固定したらいいんやけどね、DIP8コネクタとかケーブルが密集してたりすると両手が空くのが超便利やったりする。

ハンダ付け作業には3本目の手が欲しい時が多いんや、マジックハンドみたいな名前で商品化してる物もあるけどそれにしか使えない物って買いたくなくない?買いたくないのよ、すまんな。

工夫したらなんとかなるよねって話。

MSX2の8ピンRGBをHDMIに変換してみるか

MSX2のコンポジット出力が昨今のテレビではボケボケに映し出されるので目が疲れる、S端子増設がメジャーな選択肢らしいけどウチのテレビS端子無いし。

って事で調べつつHDMI出力に挑戦。

安いSCART to HDMIコンバータとRGB21(SCART兼用)コネクタとDIN8ピンコネクタ、8芯以上でシールド有り(最悪無くても良いものとする)ケーブル、あとはとりあえず抵抗180Ω。

赤緑青の信号線に220μFキャパシタ入れた方がいいかもよと記載あったがひとまず抜きで、不具合あれば入れてみるか暇あれば両方試す。

ん?駄目じゃん?

ゲンナリしつつコンバータのボタン押してみたり電源を抜き数分後挿し直すおまじないを行う。

結果、無事表示される!やったぜ!このおまじないマジ凄え!

コンポジットと比較してみる。

写真になるとわからんけど結構ボケボケなんよ。

目がチカチカする。

お次はHDMI。

こうして並べて比べたらめちゃキリッとしてるな、素晴らしいやんけ。

16:9かな?ワイド表示も出来るが引き伸ばしてるだけやからゲームするとデブが増える、解像度も結構選べるが中には未対応で映らないのもある。

音声は元がモノラルなのをSCARTで入れる時にLRに入力して両方から鳴るモノラルになってる、ステレオとは呼ばないでおく。

今日はひとまずこれくらいにしてキャパシタ積むのは後日にする、結線も気が乗れば書き出そうか。

コネクタは仮設なのでガチ固定せずにカバーだけ被せて済ませる。

コンバータは昔2600円くらいで買えてたのに値上がったみたい、中華はすぐ調子に乗るから仕方ないね。

なんかSCARTの8ピンに今5v入れてるけど9.1~12v入れたらネイティブで4:3表示出来るみたいな記載あったけど12v送るなら本体改造せなならんよね、5vと12v送ってコネクタにスイッチ付けてみるのもアリかな?

一応参考サイトを羅列しとく、ブックマークがパンパンなので減らしたいの。

RGB21&SCART ピンアサイン

MSX2 RGB端子 ピンアサイン

SCART・HDMIコンバータを使ってMSX2の映像を出力

SCART wiki

TOKYO RGB HOSPICE

MSX Resource Center SCART Connector

Game Console RGB SCART Cable Diagrams

家庭用ゲーム機をRGBモニタで。

コレ全部目を通したらRGB8→SCART→HDMIのアサインは理解出来ると思うで、何故かRGB8→RGB21とRGB21→SCARTとバラバラの記載しかなくてRGB8→SCARTそのものズバリのアサインはどこにも無い、もしかしたらそこは秘部やから触れたら駄目なのかね?

販売のために作成しとる人もいるから故意に隠匿されてるんかもしれんけど、アサインわかったところで自作する割合は低そうじゃね?

作ってみたらわかるけどめちゃくちゃ面倒くさいぞ、このケーブル。DIN8コネクタのピンが密集してて絶対発狂しそうになるぞ?材料集めも500~1000円程度はかかるしタダでは作れん、コレを丁寧な造りで2500~3000円程度で売ってるAmazonさん神じゃね?ヤフオクメルカリは送料考えると微妙に高いけどな。

Amazonのケーブル

もし今から揃える気なら作成より購入を勧める、ハンダ付けは得意やけど、このケーブル作成は出来れば避けたい。

自作PCB ようやく完成、コイツ動くぞ!?

苦戦した…

EPROMが焼けないと思ってたがちゃうかった、EEPROMにして色々試した、ホント色々試した、結局はちゃんと焼けてた。

バイナリ比較とかも合ってるし焼いて読めるんやから合ってるやんけ、ほなハード側かもなと思って調べまくったらOEの処理が怪しい気がしてGND繋いだりVCC繋いだり両方繋いだりしてるうちにパスコン入れたらようやく起動した、これって業界的には当たり前なのか先人のサイト見ても特になにも触れずにOEはVCC繋ぐやでってなってて脳死で信じてたわ。

無事起動できたら今度はROMの空きアドレスにROMヘッダと判別用文字列だけ書き込んでみるもMSXFANの付録ディスクは起動せんかった、対応ソフト持ってないから他に調べる方法ないしな…

しゃーなしWSXからROM剥がしてゴニョるか面倒やなと本体FDDチェックするもモータ空回り、この辺で意地になって外付けドライブつけても2ドライブシミュの弊害で上手くいかない、これは調べてCTL押下起動しないと内2、外2で4ドライブ認識されてるとわかった、おかげで何回BLOAD “TNSLCK.BIN”,R打ったかわからん、打つたび再起動して「えなんでですかね?」ってなった事かと、もうねアホかと。

超苦戦しつつ遂にblueMSXのダンプツールで吸い出せた、CTL起動したらTNSLCK.BINでも多分イケたんやろけど。結果物理的にROM剥がして読んだ方が早かったが副産物的に色々わかって良かった。

ROMが準備出来たらハードの仕上げ配線したけど/IORQと/RESETを配線間違えてた、Z80は下が頭になってるから注意や。

配線間違えてるのに気づかず途中トチ狂ってYM2413のWEをWRに接続するのも試した、YM2413自体駄目なデッドコピーある説とかに心死にかけるも配線見直して無事動作した!嬉し過ぎる。

無事上の4つは確認出来た、最下のんだけ弾かれたけど。

次は漢字ROMだそうだ、次から次へと欲しがるヤツやな…

 

ROM焼きが上手くいかない

コレTL866Ⅱ Plusやと思うんやけどね、HPのBIOS ROM(SOP8)を読んでパスワード解除して焼いた時は上手くいったけど、MSX2のSystem ROM(DIP28)を読んでEPROM(DIP32)やEEPROM(DIP32)に焼いたら上手くいかないの…なぜ?

ホンマはスタブルーチンブチこんだろ思ってたけど試しに読んだのそのまま書き込んでも起動しない。

Musk ROMをEPROM互換にするようにピン配列ちゃんと変えてるのになぜだ…

初自作PCB ほぼ完成

コレは楽しいですね、あと±12v電源と各信号線の引き出しがまだやけど人生で初めての自作PCBを使った回路、ほぼ完成。

表面はこんな感じ、まともに動くかわからんから何の回路かは言わんけどまぁ見たら即バレやね、YMとかMuseとかであーあの音源系かなと。

半固定抵抗のポジションがミスってるから斜め刺しなわけよ、2枚目作るなら修正忘れない。

18pinのICと8pinのオペアンプは交換して使える使えない、イケてるイケてないを調べる為にソケットにしてある。

コンデンサが干渉するから一部カットせなあかんのやったな、後で切るか。

引き出す6本のケーブルをコネクタにしたほうがいいかなと思っている、一度つけたら終わりじゃないしなんなら何回も取り外し思想やなと。

アセトンによるトナー転写法

試しにやってみたけど流石に紙フェ面にはあんまり載らないな、ジャンパーの太い線も滲むし小さな文字は掠れる、文字は大きくしたら見えるかな。シルク印刷替わりになればいいなと思ったけどさらなる工夫は必要。

銅箔面への転写、前半は先人がサイトで公表してる通りセブンイレブンのコピー機でネットプリントを使ってる、白黒1回20円の高コスパ。

銅箔面をスチールウールで軽く削り台所洗剤と水で脱脂。

生基板より小さく切ったコンビニコピーパターンを重ねて真ん中に百均除光液を落として全体に行き渡らせる。

全体が湿ったら安いクリアファイルに挟んで爪で圧着させる、クリアファイルから取り出し少し乾かして紙がくっついてるのを確認したらもう一度除光液をかけて湿らせ紙だけゆっくり剥がす。ここが従来の方法と違うところ。

先人の手法では紙の除去は水の中で指で擦る、コンビニのコピー用紙は結構丈夫なのでかなり苦戦する、ゴシゴシやり過ぎるとトナーも剥がすから気をつかうし、どんだけ時間をかけて丁寧にやっても紙にトナーが持ってかれるのでパターンが汚く細くなる。

まぁ細くなったり切れたのは油性マジックで補修したらいいんやけど凄い時間かけて結局それかよってなるからアセトンで紙ふやかしてペリっと剥がした方が楽ね。

もちろんアセトン紙剥がしも紙に少しトナー残って薄くなるから完璧ではないけど擦り圧着と乾かしと湿らせの試行錯誤で向上の可能性を秘めてるから今後も研究していくつもり。もしコレを読んで試してみた人がいたらさらなる工夫でクオリティを上げてほしいし、そんでどうしたらクオリティ上がったのか教えてほしい。

紙ベーク面もクリアの塗装か研磨でザラザラ感なくしたり文字大きくしたらきれいに載りそう、こっちもスチールウールで擦ったりちゃんと脱脂したら載り良くなるかも?

場所により目を凝らしたら字は読めるから圧着も少し頑張ればマシやったんかな?

まぁ全体的に試行錯誤と創意工夫が足りてないから引き続き頑張るしかない。

 

自作基板 フラックス塗布と導通チェック

トナー擦り落としてフラックス薄めて塗ってみた、流れで導通チェックもしたけど全部問題無し!

薄め液は燃料用アルコールにしたけどイケるやろ多分、誤飲に対しての安全性と仕上がり的には無水エタノールがベストらしいけど酒税と消毒液需要で高いし。

フラックス洗浄とかに消毒用の加水エタノール試してみたけど水と脂混ざりになって白くくすんで汚いし駄目やったわ。

ほんの少ししか使わない物を長期間ストックするのは嫌なので妥協点が燃料用アルコールになった、キャンプで使うつもり、多分アルミ空缶でアルコールストーブを作るんやろな。

無事使える事がわかったのでアセトンでのトナー転写の新手法も公開しようかな、次の記事あたりで。