中華ヘッド、カムとスプロケット

カム

上は純正50ccのカム、下は中華72cc用ヘッドのカム、まるでちゃいますね

中華ヘッドカム、もしかして6vに近いサイズですかね?スプロケ固定ボルト3本とか90cc?初期HA02とかかな?なんか既視感あるんですが…

カム2

案の定ベアリングの質も悪くゴロゴロしてます、小径の方は何か噛み込んでるのかたまにかなり回り難くなる事も…

カムスプロケット比較

何処かのレビューでは使えないとされてたカムスプロケットですがそれから改善されたのかサイズも歯数も同じでした、でも6vベースでパクったのかボルトは9mmの3本、12vは8mm2本なので無駄に互換性無し

パクりの元ネタわかんないと流用の難易度あがりますよね

重ねカムスプロケット

しかし純正もそうですがなんで変える必要があったのか不明ですね、互換性無いと色々面倒くさいんですよね…

ヤフオクの中華シリンダーとヘッド

写真撮ってからにしようかと思ってたんですが忘れそうなんでとりあえずエントリだけでもしておこうかと。

ヤフオクで気になってた中国製シリンダーとヘッドの72ccボアアップキット、送料込みでも7300円くらいなんで人柱ってみる事にしました。

で、今日届いたんです、まだじっくりとは見てないんですがシリンダーは意外とまともに見えます、でもヘッドは凄く中国!もうガッタガタ!やっぱり中国製はこうでなくちゃ!っていう質感で安心しました。最近の中国製は侮れないと聞いてたんですがただの噂か嘘のようです。

しかしバルブ組込済みなのになんでバルブステムシールが袋に入って出てくるんですかね?しかもヘッドの箱ではなくシリンダーの箱から。

なんでか上死点でも下死点でもなくカムが中途半端な位置で止まってて吸気バルブちょっと空いてる?そしてバルブの磨り合わせ全然されてない?

あとこのヘッド、デフォで排気ポートデカ過ぎるんです、トルク減りますよこれ。

造りが雑でアラしか見えてこないヘッドですが多分ギリギリで辛うじて走るんでしょうね、楽しみです。

台湾製は結構質が良くてびっくりするんですが中国製は出来が悲惨過ぎて笑えますね、中華エンジンに興味湧いてたんですが全部吹き飛びましたね笑、ヘッドでコレならエンジン全部になったらヤバイでしょ、ドMなら楽しめるかも笑

クラッチカバー ガスケットは共用可能

ガスケットを3枚重ねて比較した画像クラッチカバーガスケットが複数種手元に集まったので長年気になってた事(互換性)を確認しました。

やっぱり6v、12v、70cc、90cc、ポイント、CDI全部共通でしたね。

ガスケット3種並べて比較画像

ガスケット3種並べて比較の裏画像

以前50ccと70ccが同じって事も確認したんで50ccも含めて大丈夫でしょう。

クランクケースのセンターガスケットは6v、12vで違いあり

シリンダー、ヘッド間のガスケットはボア径で違いあり

オイルポンプガスケットも6v、12vで違いあり

クラッチカバープレート部のガスケットも6v、12vで違いあり(プレート固定部でそもそもビスが3本と4本の違いがある)

この4つ以外はほぼ流用可能と見て間違いなさそうです、当然キャブ車のみの話ですが。

このガスケットの互換性に関しては昔から気になってたんですがネット上では誰も言及してない(してても限定的)のが不思議やったんですよね、スッキリしました。

カブ カタカタ音 解決

ピストンとシリンダー、ピストンリングを交換したらカタカタ音がなくなりました、やったぜ。

もしかしたらシリンダーは交換せんでも大丈夫やったのかもですがまとめて手に入ったからまぁ良しとします。

エンジンの抱きつきからピストン削ったのがいけなかったんでしょうね、抱きついた時点で駄目ですが(今思えば排気が白煙の時点で駄目ですが)さっさとシリンダー、ピストン、ピストンリングの三点交換(の前にバルブステムシール交換)すべきでした、悩んでる時間が惜しいしエンジンの異音は気になり出したら凄いストレス。

異音解消してまともなエンジン音になったら爽快感が凄い!カブのエンジンってやっぱりいいですね!なんやろ?このパルス感っていうの?

しかし残念な事にパーツ交換後は圧縮上がって始動時のキックでクラッチが滑るようになりました、一難去ってまた一難かよ…、上手く上死点を捉えてやればキックスタート出来るんですが、急いでたら絶対クラッチ滑らせる笑

というわけで、次の課題は滑り始めたクラッチの修理です、クラッチプレートとスプリングの交換かな?

たまに安いからと自動車用の4ストオイルを入れたら滑り出したって記事見かけますね、四輪車用とはクラッチ方式の違いから添加物も違う為、そいつの影響で滑るようになってしまい慌ててバイク用に戻しても微量は残り続けるのでパーツ交換か、徹底したクリーニングを要するってやつ。自分はちゃんとホンダのG1エンジンオイルを入れてるので大丈夫です(滑ってはいますが)。

迷ったらG1入れときゃ大丈夫やで、という考えの自分です、銘柄よりちゃんと定期的な交換が大事、オイルだけちゃんと交換してればエンジンは超低トラブルと言われるカブなんですし…

まぁそりゃMotulとか凄い興味そそられますけどね…自分のバイクに奢(おご)ってやるって考え方は好きですけどね笑、タチコマも天然オイルで喜んでましたし…たまには、ね?笑

カブ カタカタ異音の原因

C90のエンジンHA02から大きめなカタカタ異音が発生してから色々調べて、色々試して、辿り着いた結果…どーもピストンの首振り音の可能性が高そうという結論に辿り着きました。

ハイオクガソリンにしても鳴り続けるし、タペット調整しても鳴る、アイドリング時も高速回転時も変わらない、冷えてても温まってからも鳴り方変わらない、ピストンの往復に追従して鳴りクラッチを切っても鳴り続ける、ここまででピストンからクランクまでに絞り込んでいいんちゃいますかね、多分…

アイドリングで長いドライバーなどを腰上、腰下に当てて場所を探すもシリンダーと腰下は空間的に繋がってる為に特定できませんでした、なんとなく腰下の方が鳴って聞こえる気すらしてしまうので凄い惑わされる。

ピストンリングだけ交換したら直るのか、ピストンごと交換か、シリンダーまで交換なのかは変えてみないとなんとも言えません。ってかピストンリングの摩耗まで症状が進んでたらそれより強度が劣るアルミ製のピストンも同時に交換すべきですね。

部品入手して確かめてみるしかないですね。

続報はこちら→カブ カタカタ音 解決

コイル巻き直し テスト

あんどん6vカブ、ポイント型の発電量を上げるためコイルを巻き直しまして運用テストしました。

全波整流でいいかと一本のコイルにしてジェネレーター直での電圧は低回転アイドリングで7vちょいですが少しアクセル煽るだけで12vを軽々超えます、成功っちゃ成功。

ただね、巻線の太さを0.8から0.6に変えたので巻数が増えて電圧は高くなるんですが電流が低くなってます。なのでバッテリーレスでの運用は出来ないですね。

レギュレーターレクチファイアで12vから上はいくら発電しても熱に変えて電圧を一定に保つためあまり巻線細くしても意味ないかと。

課題は残りますね。

使用済みバッテリー 処分

カブがバッテリーレスになり、外して不要になったバッテリーを処分しました。

ホームセンターに持っていくと500円ほどかかると言われ、ネットで探すと某ガソリンスタンドが無料で引取ってくれるとありました。

…が、試しに近所にある金属回収業者に持ってったらなんとお金貰えました、他に不要になった金属と合わせてなのでバッテリーだけだといくらになってるのかわかりません笑

でも同じ事でも頼む場所によってお金払うんでなく貰えるっていう世の中、不思議ですね。

というわけで廃バッテリーの処分の際には金属回収業者がおすすめです。

6v コイル巻き直し 其の3

コイル巻き作業1

ただ普通に巻いていくだけです、0.6mmの方は1段が約50巻きになりました。

で、新コイルは旧コイルとは違い分岐せずアースにも繋ぎません、全波整流回路に両端を接続しますので作るのは長い一つのコイルです、なんとなく400巻きくらいしたいかな。

コイル巻き作業2

これで100巻きくらいかな?思ったより綺麗に巻けてます。うまく巻くコツは銅線のリールを写真みたいに立てて銅線は下から出てくるように置く、何なら少し斜めになったりして巻く時に軽くテンションかかるようにすると割りと綺麗に楽に巻けます(リールからスルスル出て来られると巻きに必要な適度なテンションの為に片手を使わないといけないのでね)。リールを横にして巻くと常に捻じれとの戦いになるので苦戦しますよ。

コイル巻き作業3

このあたり180巻きくらいかな、ひたすら巻きます。

コイル巻き作業4

完成です。408巻きでした、初めてにしては綺麗に巻けたと思います、解けないように透明ビニテを上から巻いてます。

ペースは48、100、147、200、251、302、350、408です、8段ですね。

旧式は40、84、128、173、213の5段。

で、写真撮ってないですが年の為にエキサイタからの黒線分もこの上に35巻き(元は20巻き程度、線が細くなるので少し増やしてみる)追加しました、これは片方をアースに落とします。

コイル巻き作業最終

で、ちゃんと絶縁すべき所は絶縁出来てるか?通電すべきは通電してるかをテスターでチェックして元の配線と繋げ、ステーターベースへネジどめです、ネジどめ後も要チェックです、配線挟み込んで断線とかよくありますから。

今回はピンクの配線を撤廃、黄色と緑が全波整流レギュレーターに入ります、向きはどっちゃでもえぇです。黒はエキサイタコイルからイグニッションコイルへ。

緑は絶対アース派としては緑を残すのは腑に落ちない感じもありますが万が一レギュレーターレクチファイヤが死んだ時に緑を車体アースに落として黄色を灯火系に繋げば応急処置的にヘッドライト点けて走れるぞというメッセージを込めてです。まぁ色はどっちでもいいんですけどなんとなく、ね?

あとは組込んで試運転です、エキサイタコイルがあの処置で合ってるのかとても気になります。

6v コイル巻き直し 其の2

黄色分断

まず黄色を分断します。

他の色も切断

続いて他の色も切断。

末端の黄色から巻き解いていきます、銅線(エナメル線?)の太さは0.8mmくらいかな?ノギスないんで不明ですがこれから巻く0.6mmより太い、1段でおおよそ40巻き。ニカワ?かな?取れない事はないぞっていうレベルの接着剤で固められてます、これは力で解決。

ピンク登場

まずはピンクの登場、黄色からピンクまでは130巻き。

で、緑は黄色から145巻きで出てきた。

コイルの黒線登場

黒が出てきました、黄色から192巻き。

裸コイル芯

最後はアースになってます、全部で213巻き、1段約40巻きのペースで5段でしたね、黒緑ピンクと分岐してましたが。

アースからで考えると緑が68巻き、ピンクも83巻きですね、五十歩百歩とはこの事です、そら暗いわ、そらバッテリー上がるわ。

ここからアースのハンダを溶かして外し、ニカワ?を整えたら新コイル巻きに入ります。

6v コイル巻き直し 其の1

6vあんどんエンジンのピンクと緑の配線の実態を調査すべくジェネレーターを外してコイルを取り出そうとしたんですが

ライティングコイル、チャージコイルは同じだとしても、イグニッション用のエキサイタコイルは独立してるんやろなぁ…なんて思ってたら片方のコイルに黄色も緑もピンクも黒も全部繋がってますよ?

チャージコイルに黒配線?

もう片方は黒のみなんでエキサイタなんでしょうけど1本やったら足らなかったの?それとも並列の方が都合いいの?…謎は深まるばかりです。

って事でコイルの巻きを解いて確認していきます。