先に結論だけ書くと、ミミズコンポストは混ぜないほうが良さそうやで?って。
発泡スチロールを這い登るのは結構太い、釣餌であるミミズちゃん熊太郎のスーパー太虫に入ってたヤツの生き残り、または後継者か?
冬の間は土嚢袋キエーロがあんまり活発ではなさそうなのと、秋冬春に増えて堆肥増やしておかないと夏本番のミミズ達の避暑地がないので最近家庭で出る生ゴミはミミズコンポストに入れてる。でもミミズが柑橘類とネギ系を苦手としてるのでそれらは冬でも土嚢袋キエーロにぶち込んどる。あとタンパク質系の生ゴミもキエーロやな、タンパク質の腐敗臭はやたら臭いし耐えれん。
様子見のため少し掘り返すと出てくる、どうやらちゃんと増えている模様。まだ確証はないけど生ゴミと土は混ぜずにそっとしといた方が良さそう。変に撹拌してしまうとアカンかも。
ミミズは紫外線苦手なので明るいトコより暗いトコに行く習性がある、せやから夜間活発に這い出す、あとモグラから逃げる習性がある、やからモグラが来るのに似た振動があったりすると慌ただしく動く、目も耳も無いしな、振動に敏感になるんはわかる。雨の日には多少明るくても土から10匹くらい這い出てる事がある、室内の発泡スチロール箱の中におるのになんで外が雨やってわかるんやろか?湿度でわかるんか?肌感覚か。極端なpHも苦手らしいから卵の殻すり潰した粉末をたまに生ゴミにかけてやるといいみたい、卵の殻アルカリ性らしいから。生ゴミやミミズの排泄物は酸性に向いがちらしいよ?pH調整出来て生ゴミ減らせてタダで土にカルシウムも補充出来るし卵の殻最高や!
なんか、びっくりすると地中からたくさん這い出てきてしまうよ、と他のミミズコンポストのサイトには記載されてたりするんやけど、びっくりってなに?急にフワフワした話になるね。
今回は生ゴミ投入を片側だけに決めて積み上げた、なんとなくミミズの居場所に選択肢がある方がいいかもな、と思ったから。結果的に現段階までは上手くいってるみたい。
生ゴミの腐敗で熱が出るけど上からどんどん生ゴミ入れていけば、ミルフィーユ状に層形成されるから下の方は腐敗反応終わってて冷えてる状態、真ん中らへんは今腐敗してるからホカホカ、上はまだ新鮮な生ゴミで冷えてる状態とキレイな温度グラデーションになってそう。多分上層と中層の間とか中層と下層の間で居心地の良い温度地帯を選んでミミズ達が分布してるんちゃうかと。コレを全体的に混ぜてしまうと居心地の良い温度地帯が失われてしまったり、微生物が空気に触れたりする事で一気に全体が腐敗進んでコンポスト全体サウナになったりってのが起きるのかも…逃場が一切なくコンポスト全体がサウナになってしまったら温度変化に弱いシマミミズは一発で整う事無く死んでまうわな、水風呂の無いサウナか?昨年春や秋冬でも失敗しかけてたのはコレ原因かもしれん。
ゆえにミミズコンポストは混ぜないほうが良さそう。
今後の問題としては片側に積み上げたから箱の容量をフル活用出来ない、ゆえにもうそろそろフタに届いてしまう!フタ閉めるときに押し込む事になるからまだいけるけど、換気の為の空気穴が上部に空けてあるからソコから生ゴミ汁が圧搾されそう、箱外に滲み出てきそうや…
滲み出てくる前にいよいよ温存してた片側に生ゴミ入れてミルフィーユにしたらいいとは思うんやけど水抜き穴の排水能力に若干の不安を感じる。ペットボトルのフタと不織布で水抜き穴作ってるんやけど土の粒子細かすぎ、粘度高過ぎと水の表面張力で水抜けてなくね?
箱の下にコンポストの排水を受ける発泡スチロール箱置いてて、そこにはコンポスト排水(通称ミミション?)が溜まってるので全く抜けてないわけではなさそう、ほなコレでいいのか?心配要らんか?水が溜まり過ぎるとミミズが溺れ死にますとか他サイトに書いてたけどええんか?ウチのミミズ、フタ開けたらしょっちゅう水溜まりで泳いどるのを目撃するんやけどホンマに溺れる心配したほうがいいんか?
片側埋まったらもう片側作戦で箱内温度に選択肢を生めばミミズもいい感じのトコに移動して生息するやろし、コレでいい気がしてきた、お前は出来る子や!うん、いける!勝つ!勝たん!
あと、なんか他のサイトでは園芸土みたいな土も入れてて、なんなら土を掘って生ゴミを投入、そして土を被せますとか書いてる、虫がわかないようになんやろけど手間増えて面倒臭そう、マメな人多いのね?ワイはなるべく手間少ない方が好きですけど、フタ空けてポイして蓋閉めるくらいがいい。更に埋める場所を一回ごとに変えて1周間で一回りしますとか書いてる…それ出来るんて結構規模デカくない?掘って生ゴミ入れて土被せるって土深くない?土めちゃ多くない?庭付き?富豪?大富豪?ベランダしかないウチでは無理やわそれ。ブロッコリーの発泡スチロール箱でなんとかやらせてよ?虫?ピレスロイド系スプレー2〜3プッシュしたらあかん?春先までなら虫あんまおらんから生ゴミ投入をそのへんまでに抑えときゃいいんでは?多分3月らへんで土嚢袋キエーロが活気づいてきそうやし、そっちに切り替えていけ。
せやから、キモになるんは何月まで生ゴミ投入するか、やな。腐敗の発生熱と真夏の暑さが合わさったらサウナ化してミミズすぐ整わず死ぬし大量のミミズが死ぬとタンパク質腐敗で尋常でない悪臭になるからな、あの臭い辛いぜ。
まだ涼しい5〜6月までが生ゴミ投入の限界かもな、6月からは完全に細切り新聞紙と霧吹きに切り替えていくしかない、卵の殻のすり潰し粉末も熱出さないからいいんかも?
んで冬が近づいたらまた生ゴミ投入開始や。
ミミズコンポストのみでの運用は夏場かなりシビアな気がするから土嚢袋キエーロと併用したほうがいいよ、キエーロは夏強い、強過ぎ、そのかわり冬はゆっくりさせたってくれ。
このミミズコンポスト運用の研究はまだまだ続くけど、ひとまず冬メイン方式、土混ぜない片側積層方式をワイは推す。