左6v、右12v
やっぱり細い6v、コレは拡張の必要ありでしょ。
左6v、右12v
やっぱり細い6v、コレは拡張の必要ありでしょ。
砥石ヘッドはオイルを1滴染み込ませ、砥粉が出だしたら砥粉を随時巻き込んで削るんですよ、砥石はいつも砥粉で磨くという事を忘れてないで。
百均で800円もするミニルーター(リューター?正しいのどっちやねんな)、単3電池4本です、工夫次第でUSBから電源取れそう。こいつの弱点は5分連続運転したら5分以上休ませないといけない事、資金に余裕のある方は2個買って1個使ってる間に1個休ませる使い方をオススメする。
時間はかかりますがちゃんと削れます。でもね、800円のルーター買って何時間もかけるより6v用の強化ポンプ買った方がいいよ、資金のある方にはそっちを断然オススメする。
C70をバラしたついでにオイルポンプをチェックします、比較対象にカブ50のオイルポンプを調達し、使えるんなら12vのんに換えます。
左6v、右12v
よくある新旧比較です、裏面に12vはナイキのスウォッシュみたいな穴、6vは更にでかい溝があります、溝は勾玉とか魂魄の様な形してますね。クランクケースにあるオイルの通る穴が6vと12vでそれぞれ違うので12v甩オイルポンプをポン付けするとオイルが回らなくてシリンダーヘッドが焼けるわけですね。12v用を付けたい時はこの溝を彫らないといけません。
左6v、右12v
表面ではどっちか判断できません。
左6v、右12v
側面です。6vのネジ下にバネワッシャがあるのでよく見たら区別つくかも?なんで12vはバネワッシャなくなったん?
左6v、右12v
この向きに立てたら12vは直立してる感じなのに6vは少し傾いてます、微妙に形が違うんですね。んで、この写真でわかるようにオイルポンプスピンドルの受けの凹凸が違います、6vは出っ張り凸で12vはへこみ凹。スピンドルは当然凹凸逆になってるのでまとめて交換しないといけません。
左6v、右12v
ポンプ容量が違うと言われている理由がこちらの比較、トロコイドポンプのギアの圧さが全然違います、当然それを収めるシリンダ部の深さも違います。流量比較では6vを1とすると12vの方が1.7倍だとか。
12v
謎の鳥さん(猛禽類っぽい?昔のホンダマーク?)と11と178と書いてます。
6v
似たような鳥さんと3Gって書いてます。
左6v、右12v
外してから気づきましたが軸受の長さが微妙に違いますね、6vの方が少し長い。
と言うわけで12v用を削ります。ノーマル流用(加工は必要)で1.7倍の強化オイルポンプです。これは切削途中です、まだまだ削ります、ここまで浅いと不安ですので。オイルポンプの方を削るのは失敗しても安価でやり直せるし削りカスの処理が楽なためです。面倒かもしれないけどケースを削ってオイルポンプの選択肢を広げるのも一つの手ですね、いじりたがりにとってはポンプ強化のたびに毎回ポンプを加工するのは馬鹿らしくなりそう。ポンプ加工流用はすでに成功例がネット上でたくさん見つかりますし失敗もないでしょう。
6vはオイルオリフィスが0.6mmらしいです、12vの50ccは0.8mmかな?オリフィス拡大に関してはネット上で大論争化しててかなり面白いんですが、6vの0.6mmのままでは1.7倍の流量を受けるには足らなそうなので0.8mmに拡大します、つまりオイルポンプ関連のここらへんは12v用化するって事ですね。あまりデカく拡大すると後悔しそうなんで1.3倍(0.8mm/0.6mm)に抑えます、充分っしょ多分。
コレ削る為にポンプ開けるんでポンプガスケット要りますよ、トップの鉄板との間に入るヤツとオイルポンプ下の極薄の2種類。
余談ですが初期投稿でトロコイドをトコロイドと記載してたので訂正更新しています、正直未だにどっちが正しいかわからんですね。
そういえば掃除後回しにしていたクラッチのゴミ集積部、これでもかって程のゴミが溜まってます。ゴム?感触は硬めに練った小麦粉?鉄粉も混じってました、遠心分離フィルタしっかり仕事してますね。
カムチェーン関連のスプロケットやガイドローラーです、上が割とまともだったカスタムのもの、下が走行中にガラガラと派手な音をたてたC70のもの…削れ方が尋常ではないです。
クランクシャフトのスプロケットの歯がしっかり残ってたのでバルブタイミングが大幅に狂う事なく走ってたんですね。
何か噛み込んでオイルポンプスピンドルが回らなくなった?いや、歯が全部無くなる程度には回ってたんですね。カムチェーンもガリガリやられてますね汗、でもなぜカムスプロケとガイドローラー?ってかカムチェーン周り?
オイル管理ミス?でも古い車体なもんでマメにオイル交換してたような記憶が…
このC70、むちゃ古いのでカムチェーンテンショナーのアジャストボルトがついてないフルオートテンショナーなんですよね、ワンウェイボールバルブがないタイプ。
しかもバラしてわかった事にモンキー、ダックスと同じシャフト軸受太さです(6vは太く12vのベアリング軸受タイプは細い、つまりカスタムの4速ミッションは使えない)。
4速にするにはモンキー、ダックスのミッションが必要となる、くぅ…。
一斗缶で作るロケットストーブ!
所さんのメガテンで取り上げられてたロケットストーブを作ってみました。
東日本震災の時にも活躍したそうですが火力が凄いです、火口が下にありながら、燃焼の上昇気流で炎が横に引っ張られるのが見てて実に面白い、吸い込み音も凄い。
材料は一斗缶と煙突用のダクトがストレート1本とエルボ(L型)とチーズ(T型)、断熱材のパーライト。作ってみて気づきましたがチーズ(T型)は不要やったかも…
最初は煙出ますがノリに乗って完全燃焼すると白煙が出ないんです、でも煤(すす)は出るのでヤカンとか鍋は黒くなってしまうんですがね、まぁよく燃えてくれますので炭がほぼ出ない、灰が少量出るのみです。
問題はアウトドア用途やと嵩張(かさば)り過ぎる点、ロケットのようによく燃える為に意外と燃費は良くない点、火力強過ぎて制御不能な点と煤。
面白いのは面白いです、しかし焚火もそうですが男ってヤツはなんで火を見るのが好きなんでしょうかね、キャンプファイヤーとか薪ストーブとかね。
これ残念ながら火力に対して燃焼室に相当する煙突パーツの金属が薄く弱いので耐久性低いのでガンガン燃やしたらワンシーズン保たないですよ、改装工事の廃材燃やしてたら燃焼室に穴空きましたし。
やっぱり高価な薪ストーブはその辺考えられてるんやなぁと思いました。
でもちょっとしたネタにするにはもってこいな工作難度です、その点は震災などの非常事態には向いてますね、イザというときの為に試作しといて損はない!多分…
元々のc70のエンジンは5〜6年程前、走行中にガラガラと音をたて始めました。
辛うじて走りはするものの速度は出せぬという状態になったためエンジンを積み替える事になりました。
丁度4速に興味があった頃なのでカスタムのエンジンをゲットし換装、そこでCDI化。イグニッションコイルがポイント点火用とCDI用とで互換性がないと知りました、ポイント用のコイルどこにいったんやろか…
C70エンジンは降ろしてからベランダにずっと置いており、いつか直して復活したいと思っていました。ガラガラ音は多分クランクのベアリングかな、クランクケース開けないとわからないですがSクランクかLかだとは思います、多分S。クランクも交換ですしポイント点火用IGコイルが行方不明なのでもうCDI化したほうが早そう、パーツの都合もあるので腰上も交換ですね。
フライホイールがはめ込まれるクランクのテーパー角度が6v12vで違う為に(細かく言うとS、L、G、Rと4種ある)アウターローター(ジェネレーターとフライホイール)も交換、パルスジェネレーター(ピックアップコイルって呼ぶ事もある)のステーがステーターベースから生えてきててクランクケースに接触して入らないらしいからソコも削らないといけない、ネット上にわかりやすいのが見当たらなかったから忘れずに写真撮っとこ。
カブの見た目だけを手がかりに発売時の記事を探してみたらホンダのプレスインフォメーションに該当項目がありました、でもホンダのサービスに電話で聞いた年式と違うんです、なぜ?
プレスにあったのは1969年1月7日、ポジションランプ、ウィンカーライト、キーライトが特徴的なのでまず間違いないと思います、ホンダのおねえさんは確かに77年式だと言っていたのに…エンジンの番号から77年と判断なら換装されてる可能性があるわけですね?しかしえらい違いですよもう時期50歳になるではないですか。
Web Mr.Bikeのスーパーカブ大全5に記事がありました、こちら
■エンジン型式:空冷4ストローク単気筒OHC2バルブ ■総排気量(内径×行程):72cc(47×41.4mm) ■最高出力:6.2ps/9000rpm ■最大トルク:0.53kg-m/7000rpm ■圧縮比:8.8 ■変速機:自動遠心式3段リターン ■全長×全幅×全高:1795×640×975mm ■軸距離:1185mm ■車両重量:72kg ■タイヤ前・後:2.25-17・2.25-17 ■発売当時価格:66,000円 ■発売開始:1969年1月
排気量は正確には71.8cc、カタログ値からの逆算で燃焼室容積は9.2cc
このカブでタンク別体型は終わり、次のカブは一体プレス成型になる
工具含め一通り部品は揃ったのでエンジン異音の元と思われるカムチェーン、カムチェーンテンショナーゴムブッシュを交換してみました。カムチェーンは純正同等のD.I.Dの25H84リンク、強化チェーンにしても良かったけど純正より重いみたいなので遠慮。キックラバーは無かったしついでに、あの緑の小パッキンはステーターベーススクリューの裏のパッキンやったんですね、ようやく正体がわかりましたよ。
ショックドライバの№3+、サイズミスって8mm六角が届いて使えないやんけと思ってたんですがショックドライバのビットに8mmのソケットレンチを差し込んだら使えました、しかも思ってたより固くなかった、車上で力が逃げなかったせい?
次もショックドライバやと面倒なんでここは六角のステン皿キャップ15mmに交換です。
カムチェーン交換は割りと簡単に終わりようやく異音ともおさらばかと思ってたら相変わらずカタカタ鳴り続けてました…泣きそう。
カムチェーンは効果なかったんで異音の原因はクラッチかクランク(ベアリング?)、意表を突いてシリンダーとピストン(リング含む)に絞られました…泣きそう。
世の中には便利なサイトがあるものでストロークとボア径から排気量計算したり排気量と圧縮比から燃焼室容量をお手軽に算出したり出来るんです。
そんなサイトは知らなかったのでこないだ自力で計算してましたわ…
カブ50のストローク41.4、ボア径39から算出される排気量が49.4cc、圧縮比10との事なので5.5ccが燃焼室容量。
これ72ccにボアアップすると圧縮比14.1になります、あってる?ってくらい凄い高圧縮ですね、コレは流石にハイオク要ります。
こうなるとシリンダーヘッドも変えたほうがバランス良さそうですね、ボアアップするとストロークがロングからショートになるので乗り味変わりますよね、それはそれで楽しそう。