モトコンポ

カブのエンジンについてサーチし続けて気になる車体が出てきました。

カブエンジン搭載モトコンポ
カブエンジン搭載モトコンポ

勝手に画像貼ってすいませんなんですがあまりの衝撃につい…ね?

butakimuさんという方が所有者のようでどうやら大阪住まい…近いな、お近づきになりたいもんです、加工は堺のキューズバイククラフトさんが手掛けたようですね。

逮捕しちゃうぞで有名になったモトコンポ、ホンダのシティに載るぞってコンセプトで売り出され、そのコンセプトゆえにシティのオマケと勘違いされて売れ行きが伸びずに生産終了した悲しき車体なんですが元々のエンジンは2ストなんです、しかも本気出して最速40km/hと遅い。

そのモトコンポにカブ系エンジンを積んでしまおうという大胆さ、降参です、惚れます。

エンジンハンガーからスイングアームまで互換性がないので切断、溶接で搭載する手間のかかりよう、屈服です。更に衝撃なのがなんとフロント片持ち化してらっしゃる。

とある科学の超電磁砲の痛車仕様ってものいいですね、自分は草薙素子仕様にしようかな、モトコなだけに。

欲しい…

いつか余裕が出来たら入手してカブ系エンジン積みたいもんです。

ヤフオクでエンジンを入手

ヤフオクにて部品取りAA01Eを入手しました。

安かったからいいんですけど酷いですね、ちょいちょいっと全バラしして診察してみたらコンロッドがガッタガタ鳴る、Rクランクケースが違うのかズレてる、シフトアームの謎の干渉(左右異種ケースの歪み?と思ったらY!知恵袋で宿命だ、との情報発見)でケース削れてる。

LR異なるクランクケース
RはGK4
LR異なるクランクケースのズレ
ここってこんなもんです?
LR異なるクランクケースのズレとそれに伴う時空の歪み
ここもこんなでした?

このLケース使うならまずAA01EのRクランクケースを探さないといけません、このままでも組めるけど不安が増すばかりなので。でも自分が知らないだけでこれが普通なんですかね?調べてみないといけません。

しかもストッパー付きのニューロータリーの年式なハズがストッパー無しのロータリーミッションやないですか、なんか凄いちゃんぽんされてるエンジンです。

真っ黒オイルが入ったまま送付されてきたので一応走ってたんでしょうか?クラッチアウターカバーの皿ビスも+が歪んでてとりあえず開けられた形跡ありですが遠心フィルタは掃除されておらずロックナットは凄く緩く締められロックナットワッシャーは爪の曲げ位置も異常。フライホイールは取り付けナットも手締め程度でほぼ締められてなく磁力で付いてるのみ。

シリンダーヘッドの袋ナット外そうとしたらスタッドボルトが回り始める残念さ。

駄目駄目の盛合わせ状態。

バラバラで眠るカブカスタムC50Mに使えるパーツ移植して復帰といきましょうか。

ちょっとラッキーなのはジェネレーターが大容量で大人気なプレスカブのモノでした、出品画像の配線がカプラー+ギボシ3本なのが見えたので多分そうなんやろなと思ってはいましたが。

歴史を刻め 下新庄

2ヶ月に1度くらいは通ってもう5年くらいになります、いまさらですが歴史を刻めは二郎インスパイア系ですか?

歴史を刻め
歴史を刻め

チャーシューの当たりハズレの差(ブレ)が大きいですが当たりはめちゃウマ、これが神ブレかと。

二郎系(インスパイア系も)の並盛はたいてい一般的なラーメンの3倍量です、気をつけて。

豚→麺→野菜の順番だと少し食べやすいですよ、初めての時は何も増さない方が無難。

C70 気になる振動

オーバーホールしてから慣らし運転を経過、そこから少しエンジン回して乗ってみてます。

50km/h超えた辺りからンゴオォォォーって振動が増えます、走らないというわけではないですがスムーズではない。あとその辺りの回転で2秒ごとにギュルギュルギュルギュルって音が混ざる。

このギュルギュルは多分クラッチアウターカバーの6000のベアリングちゃうかな?

ンゴオォォォーの方はクラッチ切ったり空吹かしだと発生しない点からギア関連、コレもギアシャフトの6203のベアリングちゃうやろか?

せっかくオーバーホールしたんならベアリングくらい交換しておけばよいものをって声も聞こえそうですが組上げ時はここまですんなり動くと思ってなかったんですよね、組つけ間違いでどうせすぐ割りますよ、的に思ってました。

近々ベアリング交換の為に、ついでの4速化も合わせて再度オーバーホールしたいと思います。

更についでのコイルほぐしと巻き直しで発電電圧そのものの12v化、出来そうなら全波整流もやろうかな。

 

C70 クランクケースの情報

検索して辿り着いたぶたのものづくりさんのめぐりあい·クランクケースの記事にあったリジッドモンキーのクランクケースがうちのC70のクランクケースにそっくりなんです。

C70 クランクケース
C70 クランクケース
C70 クランクケース 軸受 メタル
C70 クランクケース 軸受 メタル

軸受も鋳込みのメタル。

カムチェーンテンショナーも外側にはアジャストボルトなしで内部に謎の穴開き円突起、これってもしかしてワンウェイバルブなのかな?テンショナー自体は穴なしアルミの円柱なのでオイルが入る場所がここくらいしか無いと思う。

クランクケース内部 謎の穴?
クランクケース内部 謎の穴?

リジッドモンキーと近い年式ですし同じケースかもしれませんね。

カブ エンジン 配線

修理したC70エンジンに換装して配線をチェックしてて気になる事があったので覚書です。

6vでも12vでもポイントでもCDIでもニュートラルランプの信号線は若葉ニ赤で全て共通のようです、なので若葉ニ赤(たまにLg/R表記もある、スパイラルもあるみたい)はいちいち記載しません。

あと点火に関係する配線は黒を基調にしてるようです、黒、黒ニ黄、黒ニ白とか。ポイント方式のスパークプラグに繋がるエキサイタコイルからの線は黒。黒と他色の配線はCDI方式。

黄は灯火系と呼ばれてます。

うちのC70エンジンは黄、黒、緑、桃

おんなじ配線ないか探してたら結構回線図も面白いのです。

エンジン 配線 黒 黄 白
エンジン 配線 黒 黄 白

黒の元がコンタクトブレーカーとコンデンサ、エキサイタコイルなんでしょうねたぶん、ポイント方式にしてはチャージコイルが黄、白とわかりやすい。

 

エンジン 配線 黒 黄 緑
エンジン 配線 黒 黄 緑

こちらはコンタクトブレーカー、プラグ、ニュートラルスイッチの描き込みに気合を感じます。チャージコイルが黄、緑です。緑とかアース(グランド)と間違うと思うんですが。

 

エンジン 配線 黒ニ赤 黄 白 青ニ黄
Eg配線 黒ニ赤 黄 白 青ニ黄

これはポイント式ではなくCDI方式ですね、書いてある通りフライホイールの外にコイルがあって回転周期を拾いあげ、信号としてCDIに送ります、拾い上げるからピックアップコイルっていうんですね(ホンダはパルスジェネレーターとの独自呼称もある)、青ニ黄がそのタイミング信号用配線かな。黒ニ赤はスパークプラグの火花の元となる電気をイグニッションコイルに送ってます。

 

エンジン 配線 黒 黄 緑 桃
エンジン 配線 黒 黄 緑 桃

これ!配線の色が一緒なの見つけた!と思ったら通電が微妙に違うんです、こいつは黄、緑、桃が接地していない(浮いてるとも言われる)コイルなんです。最初はこれしか同色配線回路見つからなくて混乱しました。そこで緑を使うのをやめてくれ。これはスパークプラグの描きこみに気合を感じますがポイントはおざなりになりましたね。

 

エンジン 配線 黒 黄 緑 桃 接地
エンジン 配線 黒 黄 緑 桃 接地

ようやく完全一致の回線図を発見できました、黄、桃、緑が接地している(アースされてる)6vポイント方式、これがうちのC70の配線です。何度見てもこの緑とか迷采配ですね。

この配線図、全体になると桃色スリーブ(桃チューブ?)の緑ケーブルとかあったり、桃ケーブルが突然緑ケーブルと繋がったりしてて意味不明なんです。なんでもちょっとしか乗らないとか低回転使用の場合?に桃色につなぐらしいです(検索で発見しまんま引用)、緑より桃色ケーブルの方が電圧が高くなるようですとの事ですがこれはコイルをほどいてみないと真相はわからないですね、灯火繋いで試してもどっこいどっこいでしたので。

なにをいまさらな事を書きますがコイルからの電気は交流(A.C.(オルタネーティング(交互の)カレント(今流れてる)))です、レクチファイア(整流器)に入るまではね。

ピストン 割れ

50ccのピストンです、オイル下がりが原因と思われる白煙をオイル注ぎ足しで誤魔化してたら急に出力ダウン。

バラしてみたらパキンとヒビが入ってました、ほぼノーマルの負荷です、ボアアップなし、あんどんの胃袋がガバガバになったんでパワフィル化してた程度でした。50ccでこのダメージって事はデトネーション起きてましたかね?

白煙出たらすぐ修理しましょう。

C70 エンジン復活 その後

電装に違和感を抱え完全復活とは言えない状態のC70ですがケーブルの繋ぎ変えを何通りか試すうちになんとなく糸口が見えてきました。

エンジンから生えてる灯火系ACの黄をレギュレーターレクチファイヤーの本来は白刺すとこに入れたらDCは出力されてウィンカーもホーンも復活、つまりはレギュレーターレクチファイヤーは生きてる故障してない。

で、エンジンから生えてる桃と緑をレギュレーターレクチファイヤーのレギュレート(整圧)のAC黄刺すとこにそれぞれ指してヘッドライト等が動くかどうか確認、回転上がればまあまあ明るく点灯するのでコレ2つもコイルで生きてる。んで桃も緑もあんま電圧変わらない、どっちも結構弱い。

テスターでチェックした感じ黄、桃、緑、全部がアースに接続されている。

桃、緑は単体では巻数足らないしニコイチにしたら発電量足りるかな?コイル内の結線次第では黄含めたサンコイチかも?サンコイチなら全波にしますわ。

コイルほぐしてみないとニコイチに出来るかわからないので保険と冒険を兼ねてポリウレタン銅線0.6sqを50mと全波整流レギュレーターを発注しました。ニコイチ失敗したら全部巻き直して容量アップ、ついでに半波整流から全波整流へ変更してしまおうと思います。