生基板にアセトンでコンビニレーザープリントしたパターンを転写するヤツをやってみた、結構いい感じ。
正確にはアセトン入りの除光液、百均のネイルリムーバーやね。
いろんなサイトにやり方載ってるから今更やけど、やってみてわかったコツもあるので追記する。
生基板はスチールウールで削ったあと普通の台所洗剤で脱脂した、紙を乗せて真ん中から外側へ除光液を1滴ずつ広げる。
全体が湿って紙が貼り付いた感じになったらクリアファイルへ挟む、クリアファイルの上から歪まないように真ん中から外側へ指で押し付け、次は爪を使って圧着する。
クリアファイルの上から人差し指の爪を押し付けて親指でさらに押し付けて滑らす、アセトンだけでなく指圧と摩擦熱で熱転写するイメージ、コピー機のトナーは熱転写やからね、流石にアチチとまではならんけどやらないより写り易い気もする。
端っこは特に念入りに!紙が生基板より大きいと押し付けて反ったときに浮いてる気がするから次は小さめに切ってみようか。
満遍なく全体を圧着出来たと思ったら乾くのを待った方がいいのか知らんが今回はそのまま水に投入、そして紙を柔らかくするために重曹を小さじ1~2杯くらい投入して混ぜ、10分くらい放置。
コンビニコピー用紙は結構丈夫で水だけやったら苦戦する、紙はアルカリ性で溶けるから重曹でアルカリ液を作る、所詮紙なので苛性ソーダなんて劇物までは要らない。
写真のパターンをよく見たらわかるけどしたのラインだけやたら削れ気味になってるのは紙を溶かす時にせっかちに擦ったためなので転写パターンがダメージを受けるのは紙剥がしの時に違いない。つまり重曹の濃度を上げるか重曹水を交換してのんびりこすれば、より綺麗な仕上がりになりそう。
結構綺麗に出来たけどコレは今からスチールウールで剥がしてもう1回挑戦する、なぜならば転写パターンの向きが間違ってるからだ、わざわざミラーパターンにしたけど反対向きやったわ、コレは自作基板あるあるやね。