シンバルスタンド

バンドのお話、しかもドラムの機材なお話なんで相当マニアック。

ドラムセットの中にシンバルっていう金属の円盤(叩くとパシャーン!って鳴る)があり、それを丁度いいところに置いておくのにシンバルスタンドっていうものがあります。

ドラマーなら絶対に体験する事象の一つにスタンドの不調でシンバルが定位置から離れる、という事が起こります、だいたい下がる。ライブハウスの機材なんでメンテナンスがしっかりされてるとは限らないんですよ、箱によって状況は様々。真面目なドラマーはシンバルスタンド持ち込んだりします。

持ち込まずに事故率を下げるコツは「可動部を極力減らす」です。

ブーム部を除いて2段高さ調整出来る事が多いですが、1段伸ばすだけで届くなら1段でいきましょう、コレで事故率半分。

セッティングによりますがブーム部は必要なければストレートへ、ブーム使うとしてもなるべく短くしましょう、コレでも事故率半分くらいになります。

スタンドトップがヘタっていてシンバルがお辞儀してくるヤツはリハで気付けたら箱スタッフに相談!締め方ミスでない場合は予備あるなら交換、無ければガムテで止めるしかない。

シンバルお辞儀はトップスクリュー締め過ぎとか、力で叩き過ぎって事もあります、シンバルは力より技で叩きましょう、あんな薄い真鍮の板を木の棒で鳴らすのにリキむ必要なんて皆無。

ネジが限界系はひとまず箱スタッフに相談です、予備持ってたら交換で復活!

ライブハウス側もシンバルスタンドのフェルトをきちんと交換しなさい、アレ100円しないクセにリバウンド調整したりミュートしたりサスティーン稼いだり、シンバルの寿命伸ばしたり等、とても重要な役割をしてます。ヘタったフェルトを2枚も3枚も重ねてもシンバルが傾くだけですよ?

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