皮肉を込めて極限のスパゲッティと呼ばれる、アーリオオーリオペペロンチーノの作り方。
材料
- アーリオ(にんにく、半かけ)
- オーリオ(オリーブオイル大匙1〜2)
- ペペロンチーノ(鷹の爪、半分)
- パスタ(乾麺、自分は14mm150g)
- 塩(大匙2)
- 砂糖(小匙1.5)
- グルタミン酸ナトリウム(小匙0.5)
- 水(パスタがギリ浸かればよい、フライパン半分弱くらい)
ちな分量はいつも計ってないからあまりあてにしないでね、好みで調整してね。
フライパンにお湯を沸かす。フライパン用の蓋があると良い、フライパンだと鍋より早く沸くしお湯も塩も少なくて済む。汎用レシピでよく見るたっぷりのお湯でなんてのは無視や、たっぷりなんて極限のパスタの事を舐めてるとしか思えん。
お湯沸くまでに手鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける、ウチのIHやと1やね、一番下は保温やし。
キツネ色になりだしたら火を止める。
少しだけおいて鷹の爪投入、早いと焦げるよ。
続けて砂糖、グルタミン酸ナトリウムを投入。
そろそろお湯沸く頃ね、沸いたら塩投入。
パスタ投入。
蓋して1〜2分、吹きこぼれないように注意、吹き防止に少し蓋ずらしてもよい。
で、1〜2分茹でたら火からおろし少し箸で混ぜる、お湯が白濁してるね?パスタの小麦粉成分が、お湯に混ざるから油と茹で汁が乳化しやすくなるんやて。
手鍋に白濁した茹で汁を大匙2〜3入れて弱火にかける。フライパンは蓋して保温、アルデンテにしやすいから。
弱火で小刻みに揺する。弱火やと油が跳ねないのよ。
茹で汁とオリーブオイルが混ざって白濁、これが乳化。砂糖入れてるから粘度が増してるので乳化しやすいはず。
ほんの少し硬めでフライパンからスパゲッティを投入。箸でいけるよ、ザルなんて要らない、洗い物も増えるから使わない、箸苦手なら百均で先シリコンのトング買いなよ、アレならまだザルより洗いやすいし。
弱火のまま混ぜる、1本取って硬さと塩気を味見、硬かったり塩薄い時は茹で汁を少し加えて調整。
自分は最後だけ一瞬強火にして皿に移してる、水気飛ぶんちゃう?なんとなく。
写真はボケてるけど完成。
彩りが貧相過ぎて写真にするんは辛い。あれば最後に生バジル入れたりにんにく炒めるときベーコン入れるけどね、極限のスパゲッティの呼称からは遠のくよね。
ウチはIHの2口やけどガスでも1口コンロでも出来るよ、1口で作る時は茹で汁入れるまでの手鍋を先に作っておくのよ、そこからフライパンにお湯沸かす。
強火はお湯沸かす時だけであとは弱火の方がが格段にやりやすい、にんにくの香りをオリーブオイルに移すのも弱火が適してるし焦げたらあかんし。乳化も強火でやると油跳ねる割に乳化しにくかったり。
あとは意外なんがフライパンと(手)鍋の役割が反対の方がやりやすいのよね、みんな鍋でパスタ茹でてフライパンでソース作る印象操作されてない?
そんな深くてデカイ鍋ご家庭にはない!(なくはない)流石にパスタ鍋とか普通のご家庭なくない?パスタは鍋で茹でるってのはぜってーCMとかTVで刷り込まれてるって。
まぁデカめのフライパン(28cmとか)とフライパンの蓋もない家もあるけどね、蓋とデカいフライパンは思いのほか使い勝手いいぜよ。
コツをまとめると弱火、砂糖、フライパンと鍋が逆。
味の素はなくても美味いよ、入れたらより美味いだけで。
以上、極限のスパゲッティとか絶望のスパゲッティとか言われてる基本のスパゲッティ、アーリオオーリオペペロンチーノの作り方でした。